バナースタンドを長く使うために
当店は幕やシートの専門店であるため、バナースタンドも格安で既製品販売しメディアまで作成ですることが可能です。しかし激安でオリジナル製作をしても、すぐに傷んで使えなくなってしまうようではコストパフォーマンスが高いとは言えません。
ここでは特注で制作したバナーのメンテナンス方法を生地別で紹介しています。お手入れの詳細なポイントに関しましては、オーダーメイドする製法や設置環境によっても変わりますので、スタッフまでお問合わせ頂ければ幸いです。
生地別のメンテナンス
ポリエステル系生地(トロマット・トロピカル・スエード)
ポリエステル系の化学繊維生地はバナースタンドの製作に使われる中では、コストと耐久性などのバランスが良く、様々なシーンで使いやすい生地です。デパートや百貨店の催事やイベントで販促アイテムとして使われているのを目にします。その他、飲食店の入口に設置されたりと、店舗装飾用途でもオーダー制作のご注文を頂いています。
- お手入れ方法
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野外での使用も可能ですが、長期間の屋外設置用途の作成には向いていない生地です。濡れること自体に問題はありませんが、放置すると傷む原因になるので、汚れたり濡れたりした場合にはバナースタンドを一度、優しく手洗いしましょう。
洗濯機の使用も水流が弱ければ可能です。その際には漂白剤や蛍光剤を使わないようにしましょう。バナースタンドを収納する場合は、直射日光や湿気を避けておくことをお薦めしています。
ビニール系生地(ターポリン)
バナースタンドのオリジナル制作で使われる生地の中でも、抜群の耐久性、耐水性を持っているのがビニール系生地です。そのため店舗の屋外装飾や、野外イベントなど、屋外に常設しておく用途でよく特注通販されています。屋外テントなどにも使われる丈夫さが魅力ですが、やはりお手入れをしないと劣化していきますのでご注意ください。
- お手入れ方法
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ビニール生地で製作されたバナースタンドは屋外で使われることが多く、必然的に汚れる場面も多くなります。そうした時には柔らかい布で優しく拭き取りましょう。タワシなどで強く擦ってしまうと印刷面が剥がれる原因になります。
購入したバナーを収納する場合にも、折り畳んでしまうと折り目からプリントが剥がれてくる要因になってしまいます。水分をよく乾かし、クルクルと丸めて仕舞うようにしましょう。
合成紙(ユポ紙)
紙の持つプリントの発色の良さを持ちながら、耐水性・耐久性にも優れているのが合成紙です。選挙ポスターなどにも使われており、屋外でも使用することが可能です。あくまでも紙ではあるため、他の布製品とは違ったメンテナンス方法が必要になります。オーダーメイドで製作する場合にはその点にご理解とご注意を頂ければと思います。
- お手入れ方法
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一般的にラミネート加工を施し、高い耐水性を持っているのがバナースタンドの作成に使われる合成紙です。しかし紙であるため汚れたからといって洗濯機で洗うわけにはいきません。汚れが付いた場合には柔らかい布などでふき取るようにしましょう。
紙の中では折りジワが付きにくい素材ですが、折り畳んでしまうと折り目が付いてしまいます。オリジナルデザインで特注した名入れ印刷面を守るためにも、丸めて収納するようにしましょう。
バナースタンドってどのくらいの期間使えるの?
注文制作したバナースタンドを購入する時に気になる事の1つが、どの程度の期間使えるのか、ということがあります。しかし申し訳ありませんが、作成に使う素材や仕様する環境などで大きく幅があるため、正確な数字は申し上げられません。
1つの目安として、ポリエステル生地で1年、屋外で常設したビニール生地は2~3年と言われていることもございます。詳細に関しましては、様々な幕やシートの販売に関わる、通販専門店の当店スタッフまで、お尋ね頂ければと思います。