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神前幕の制作が人気のワケ
神前幕は長い歴史を持つ日本の伝統的な幕の一つです。多くは神社に掲げられる神社幕のイメージが強いですが、その他にも人家の玄関幕として特注で作成されたり、店舗の装飾品としてオーダーメイドされることもあります。
用途は限定されますが、長い歴史を受け継いで製作されてきたのが神棚幕です。どうしてこのように長い間を人々に愛用され続けているのか、ここでは簡単に神社幕の利点や魅力を紹介しています。ぜひ通販でオリジナル制作をする際の参考にして下さい。
1神仏の奉る神聖さ
- 厳粛に神社仏閣を彩る
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神前幕は神様の祭壇と日常世界を分ける幕として、神社や寺院でよく製作され、使われています。現在では紫色がスタンダードですが、常設の場合は白色の神社幕を使う場合も多く、祭礼の時に紫色を使うという説もあります。神仏の世界と私たちの日常の、丁度間に存在しているのが神棚幕である。と言うこともできます。
- 奉納品として作りやすい
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デザインや規格がある程度決まっている神前幕は、特注の制作がしやすい幕でもあります。そのため氏子衆や檀家の皆様が集まり、神社などの建て替えや記念の年に奉納するため、オリジナル製作をするご注文もございます。「奉納」の文字と年月、奉納者の名入れなどを印刷することが多く、こうした解りやすさも神社幕の魅力です。
2自宅でも気軽に使える
- 正月やお盆、お祝い事に
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神前幕というと厳粛なイメージがありますが、昔から人家でも玄関幕として祝儀や正月、お盆などで飾られています。この門幕は布であるため格安・激安で作成でき、設置がしやすく、繰り返し使用できるという便利な装飾物です。お気軽にお祝儀やお祭りごとを演出できる伝統的な特注アイテムとして、広く使われてきた背景があります。
- 神棚を飾り付ける
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神棚幕とも呼ばれる通り、家庭やお店にある神棚の飾り付けとしても良く使われているのが神前幕です。神具としての意味合いも大きいですが、色味の少ない神棚に差し色として、ビジュアルを彩る役割も十分にあります。特に店舗にある神棚などですと、稲荷紋などを名入れプリントした縁起物として、作成する注文も頂いています。
3和風装飾としても活躍
- 老舗店の看板として
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神棚幕、門幕として使われる神前幕は、老舗である和風店舗の入口を装飾するのにも使われています。その店の家紋やマークを染めで名入れすれば、看板としての役割も果たせるほか、長い歴史を感じさせる荘厳なイメージや、高級感を演出することができます。こうした雰囲気を作成できるのは、オリジナルの神社幕ならではでしょう。
- 店内の間仕切り件装飾に
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お店の雰囲気にもよりますが、場合によっては店舗の中を彩る装飾品としても神前幕は活用できます。色合いやデザインを少し工夫すれば、独特の雰囲気を持つインテリアとして購入し、お使い頂くことが可能です。元々幕には仕切りの意味があり、御座敷とテーブル席の間仕切りなど、実用的にもお使い頂ける販売オリジナル商品です。
神聖であり縁起物でもある神前幕
神前幕の定番デザインに、左右に二つの紋を印刷したものがあります。専門店のオーダーメイドで製作する場合は、それぞれ家紋や神紋を名入れと共に入れるのが一般的です。一方で、既製品、特注制作の隔たり無く、よくプリントされている紋が巴紋と稲荷門です。
巴紋は武神・八幡神を奉った武家に縁のある紋で、武士たちが戦で命を落とさないよう、縁起物として掲げていたのが由来です。稲荷紋は稲をモチーフしたもので、五穀豊穣など日常的な安全や商売繁盛の縁起があると言われています。