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神前幕を長期に渡って使うために
幕やシートの専門店である当店では、格安で神前幕のオリジナル製作・販売をすることが可能です。しかし、せっかく特注でオーダーメイドの制作をするのですから、可能な限り長くお使い頂きたいと考えています。
そこで、このページでは神前幕のお手入れに関して簡単にですがご説明させて頂いています。詳細に関しましては設置環境の違いや染めの製法、仕立てなどによって変わって参りますので、詳細は当店スタッフまで、お気軽にご連絡頂ければと思います。
生地別のメンテナンス
綿生地(シャークスキン綿・カツラギ綿・天竺木綿・10番天竺)
人類と古くから付き合いがあるのが綿という素材です。伝統的な幕である神社幕や神棚幕は、ほとんどこの綿生地で特注製作されています。家紋や神紋を染めで名入れ印刷した、シンプルで定番のオーダー制作が中心になります。
オリジナルで作成する神前幕の定番生地と言えども、やはり天然素材ですから、決して耐久性が高いとは言えません。しかし、しっかりとお手入れをすることで、長くお使い頂いている神社様もいらっしゃいます。せっかく特別注文で制作をしたのですから、しっかりメンテナンスし出来る限り長く使えるよう心がけましょう。
- お手入れ方法
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神社などの設置場所によっては仕方無い場合もありますが、基本的に綿生地で作成した神棚幕は水をよく吸ってしまうので、あまり雨風に晒されないように気を付けた方が長持ちします。製作した門幕・玄関幕が汚れてしまった場合には、丸洗いをしましょう。優しく手洗いするのがお薦めですが、弱い水流に設定すれば、洗濯機を使って頂いても大丈夫です。
その際は洗剤もお使い頂けますが、可能な限り中性洗剤をお使いください。また蛍光剤配合のものや、塩素系・酸素系の漂白剤の使用はお控え下さい。これらを使うと製作した神前幕が変色・退色する原因になります。オーダーメイドで作成したオリジナルデザインのプリントを守るためにも、神棚幕の洗濯方法や洗剤には気を付けましょう。
オリジナル神前幕を乾燥させる場合には基本的に陰干しにして下さい。綿素材、染め印刷で特注制作した神社幕は直射日光や湿気に弱いので、収納する場合はそれらを避けた場所に安置しておくことをお薦めします。
神前幕ってどのくらいの期間使えるの?
通販にて激安価格で購入した門幕や玄関幕が、どの位の期間使用できるのかが気になるのは当然です。しかし正直に申しますと、神社幕は設置される場所や環境が幅広く、正確な期間を申し上げることは専門店の当店でも難しいところがあります。直射日光や雨が常時当たる場所なのか、といった違いで寿命が大きく変わってしまうのです。
もちろん式典の時のみで使用するのと、常時設置しておくのでも大きな違いがあります。しかし条件が良く、お手入れをしっかりして頂いている神社幕であれば、かなり長くお使い頂いている例があるのも事実です。日焼けによって色あせてしまったり、破れなどの破損が出てきた場合には、新たに特注作成・購入の注文をする事をお薦めいたします。