店頭幕を設置する方法
特注制作される店頭幕は、チチ仕立て、棒袋仕立てに関わらず、何らかの方法で固定することになります。様々な設置方法がありますが、それぞれメリットとデメリットがあり、オリジナルで制作する日除け幕の用途によって最適なものも変わってきます。
ここでは通販専門店として数々のオーダーメイド店頭幕を作成・販売してきた経験から、大まかな4パターンの設置方法を紹介しています。組み合わせ次第で意外な場所に日除け幕を設置できる場合もあるので、注文製作の参考にして頂ければ幸いです。
店頭幕の設置方法4タイプ
- 場所を選ばず自由に設置
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最も多くの場所で作成した店頭幕を設置できるのがこの方法です。日除け幕を固定する重りは専用品から格安・激安で販売しているダンベルなど、様々な物が活用できます。
この設置方法の利点は、制作した店頭幕の設営や撤収が比較的容易であること、そして場所を選ばずに多くの場所に設置できることです。日除け幕を固定するロープはハトメ加工で特注製作した部分や棒袋加工の袋部分に通したり、のれん棒に結び付けることで設置することができます。
- 簡易的ながらスマート
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重りそのものに暖簾棒を通し、特注で制作した店頭幕の下部分を固定する設置方法です。比較的スマートに日除け幕を設置できるので、店舗の販促用途などにお薦めです。
簡易的な方法としてはコンクリートブロックがあります。格安・激安価格で購入できるブロックの穴にノレン棒を通せば、簡単にオーダーメイド店頭幕を設置できます。作成した日除け幕の重量や風の強さによっては、安定しない場合もあるのでオリジナル製作をする際にはご注意下さい。
- しっかりした常設向き
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建築物に設置したフックや、地面に打ち込んだペグにロープやハトメで日除け幕を固定します。オリジナル店頭幕の設置法の中では最もしっかり固定することが可能です。
常設で日除け幕を設置する場合には特にお薦めですが、場所が限定される点や、場合によっては設営や撤去に手間がかかります。ハトメ加工での作成が手軽ですが、棒仕立て加工であれば真っ直ぐに店頭幕を張りやすく、名入れプリントした印刷面を綺麗に見せやすいのでお薦めです。
- 伝統的で外観も美しい
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のれん棒を直接フックなどに引っ掛けて注文製作した店頭幕を設置する方法になります。伝統的な「暖簾掛け」を使った日除け幕の設置もこのパターンになります。
見た目がスマートでオリジナルデザインのプリントや印刷を邪魔せず、設営と撤収がしやすいのがポイントです。装飾用途にも向いており、毎日同じ場所で出し入れを繰り返す、飲食店の看板用の日除け幕などは、可能であればこの方法がお薦めです。通販で購入する前にご一考下さい。